FFmpegのコマンド 2 | ストックオーディオコンバーター

ビット深度

wavやflacなどの非圧縮・可逆圧縮形式ではビット深度を指定します。
wavの場合は該当するコーデックで指定します。例えば、16bitであれば、

ffmpeg -i town.flac -c:a pcm_s16le town.wav

詳細と一覧はこちらで確認しました。
尚、wavに変換する際、この一覧の一部のみサポートされており、当サイトでは、pcm_s16leとpcm_s24leを使用しています。
flacの場合は、-sample_fmtで指定します。16bitの場合は、

ffmpeg -i town.flac -sample_fmt s16 town.flac

指定するサンプルフォーマットは、

ffmpeg -sample_fmts

で一覧が出てきます。
flacがサポートしているのは、s16とs32ですが、s32を指定すると、24bitとしてエンコードされるようです。

サンプルレート

-arで指定します。

ffmpeg -i town.flac -ar 44.1k town.mp3

基本単位がhzなので、ビットレートと同様、khzとしています。
コーデック毎にサポートしているサンプルレートの値が異なるので、前記事で既出のヘルプコマンドで個別に確認しました。

チャンネル数

-acで指定します。

ffmpeg -i town.flac -ac 2 town.mp3

1がモノラルで、2がステレオです。
当サイトではこの2種類のみ指定していますが、設定可能なチャンネル数は、こちらも、コーデック毎に確認していきます。

メタデータ

例えば、タイトルを指定する場合、

ffmpeg -i town.flac -metadata title="タイトル" town.mp3

また、複数指定する場合は、

ffmpeg -i town.flac -metadata title="タイトル" -metadata artist="アーティスト" town.mp3

のように、その都度-metadataを指定します。
削除する場合は、

ffmpeg -i town.flac -metadata title="" town.mp3

と空文字を指定します。

注意点

メタデータの扱いについて、サイトの方でも書いているように、mp3に変換すると、コメントタグが、ID3のCOMMではなく、TXXXのtextとして記録されるので、タグ情報を読む際に、COMMを参照するソフトでは、コメントタグが空欄になります。しかし、FFmpegでこのmp3ファイルを他の形式に変換すると、またコメントタグが確認できるようになります。
また、oggを他の形式に変換する場合、デフォルトではメタデータが引き継がれないので、

ffmpeg -i town.ogg -map_metadata 0:s:0 town.mp3

と指定する必要があります。
-map_metadataは入力ファイルのメタデータを出力ファイルに記録します。FFmpegは1番目のファイルを#0としてカウントするのですが、0:s:0の項目の、最初の0は、1番目の入力ファイル(town.ogg)を指しており、その次のsは、そのファイルの個別のストリーム(この場合は音声ストリームのみ)を指定することを明示し、最後の0で、1番目のストリーム(音声ストリーム)を指定しています。

URL: sac.ringil-music.com
環境: さくらのVPS・Centos7・Nginx・PHP-FPM

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